[280]
ともべえ
さん 2008年01月23日(水) 18時03分
こんにちは
細かい編集の違いがあるのかもしれませんが
> この3つは同じ録音で、百席の中からよいものを選んで編集しなおしたのが古典落語大全集や人情噺集成と言うことなのでしょうか?
その通りです。
「古典落語大全集」「人情噺集成」いずれも通販(ソニー・ファミリークラブだったかな)などで売られていたものです。
余談ながら、CD化にあたって「圓生百席」に編集(いわゆる「不適切な表現」のカット)が行われまして・・・、ちょっとした物議をかもしました。
[281]
ともべえ
さん 2008年01月23日(水) 21時05分
えっとちょっと端折りすぎたので、もう少し正確に・・・
CD 版 円生百席 = LP 版 円生人情噺集成 + LP 版 円生百席
です。
「人情噺集成」は「百席」に先立って録音・発売されています。
[282]
ミエコ
さん 2008年01月24日(木) 13時23分
こんなに早く教えていただいてありがとうございます!
やっぱり古典落語大全集は百席の一部で作ったもので、録音としては同じものなんですね。
CD化にあたって削除されたと言うと、やはり差別語の問題でしょうか?
いくつか、古典落語大全集を聞いて、同じ噺を百席のほうで聞いてみて、完全に同じ録音のようで、ちょっと一部だけ変わっているような気がするところがあったので不思議に思っていましたが、これでよく分かりました。
ありがとうございました
[283]
ともべえ
さん 2008年01月24日(木) 13時47分
はい
例えば、「三人旅」でのお百姓の「びっこ馬」なんてのがカットされています。
[285]
ミエコ
さん 2008年01月27日(日) 07時02分
ともべえさん、
やはり、カットされたのはそちらの方面の言葉なんですね。
先日、市川昆さんの古い映画をDVDで見たら、
古い作品だけに、障害者とか聾唖者をさす、放送禁止語がたくさん出てきて、
最後にテロップで、『不適席な言葉も出てきますが、作者の意向を尊重してそのままにしています』みたいなことが書かれていました。
落語だって立派な文化遺産なんですから、むやみに編集せずに、こういう対処でよいと思うのですが、、、、
ソニーの偉い人は、圓生が間違った表現を使ったところを、自分が見つけたて直してあげよぅ!と思ってしまったんですね。
残念です。
[292]
ミエコ
さん 2008年01月29日(火) 22時01分
圓生百席に入っている、おかふいと言う噺を聞いてしまいました。
あまりに気持ち悪い噺で途中で辞めたくなったのですが、
その直感を信じるべきでした。
どうしてあんな気分が悪くなる噺を。。。。圓生さんは面白いと思っていたのかしら
あれほど女性を不快に扱った噺こそ、丸ごとカットしたらいいのに。
この噺をもっと早く聞いていたらもう圓生百席はやめてしまったかもしれません。
またあんな嫌なのが出てきたらどうしようと思うと、
聞くのを躊躇しちゃいます
[293]
ともべえ
さん 2008年01月30日(水) 09時30分
まあ、お気持ちは分からないでもありません。
私にとっても「また聴きたい!」と思うようなネタではありません。
ただし、円生さんはこのネタを寄席でもよく演じていたようです。
(当代)立川談志さんの「あなたほどの名人が何故『おかふい』なんかを演じるのか?」の問いに円生さんはこう答えたのだそうです。
「だって、この噺は名人・円喬がやった噺なんですよ」
円生さんが円喬さんのことを「滑稽噺の名人」とおっしゃっています。
このネタは、円生さんの古の名人への憧れや尊敬の表れだったのではないでしょうか。
> またあんな嫌なのが出てきたらどうしようと思うと、
> 聞くのを躊躇しちゃいます
それは大丈夫だと思いますよ。
[294]
ミエコ
さん 2008年02月03日(日) 09時15分
ともべえさん、また教えていただいてありがとうございます。
はっきり言ってあれを聞いた後しばらく落語がいやになっちゃいました。
立川談志さんもやっぱりあの噺は、人を不快にする、お客さんに聞かせるのはよくないと感じたんですね。
でもおかげさまで安心して百席の残りも探してみようと言う気持ちになりました
[295]
ともべえ
さん 2008年02月05日(火) 11時57分
> でもおかげさまで安心して百席の残りも探してみようと言う気持ちになりました
はい、聴いてみてください。
> 立川談志さんもやっぱりあの噺は、人を不快にする、お客さんに聞かせるのはよくないと感じたんですね。
個人的には、それは違うと考えますが・・・、まあ、いいですよね。