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【316】件 登録されています。


キーワード: and and  ジャンル:  
■錦木検校■大名.武家噺  読み:にしきぎけんぎょう

別名:三味線栗毛
別名:
<登場人物>
・酒井角雅楽守角三郎
・錦木
 酒井雅楽頭という大名の総領には、3人の子供がいたが、末子である角三郎は、父にうとまれ下屋敷に遠ざけられる。

 ある日、錦木という盲人にアンマをさせたところ、あなた様は御当家の御親戚でございますかと聞いてくる。
 「違う、家来だ。」と答えると、角三郎は大名となる骨組をもっているという。
 錦木を気に入った角三郎は、万一自分が大名になった場合は、錦木を検校(盲人の最高位)にしてやると約束する。

 はたして、その後、角三郎は大名となる。
■粗忽の釘■長屋噺  読み:そこつのくび

別名:やどがえ
別名:
<登場人物>
・八五郎
・おかみさん
・となりのひと
新しく、引越してきた、はちごろうは、寝てもはねても
■長者番付■旅噺  読み:ちょうじゃばんづけ

別名:うんつく番付
別名:
<登場人物>
・江戸っ子旅人A
・江戸っ子旅人B
・京の酒屋
江戸っ子二人が旅をして、京まで来た。しかし、二人とも疲れていた。そこに、酒屋の看板が、見えた。酒を売ってもらおうと、二人は酒屋に向かった。そしたら、その酒屋、売る量は船1艘分だとか無茶なことを言う。そこで江戸っ子、怒って
「この”うんつく”め船1艘分も酒を持って旅が出来るかい!。」
そしたら、怒ったのは酒屋、
「おい!”うんつく”の意味を教えてもらおうじゃないか。言うまで帰さないぞ!」
  ”うんつく”の意味は”間抜け”さあ、江戸っ子旅人の運命は!
■粗忽の初詣■新作落語  読み:そこつのはつもうで

別名:
別名:
<登場人物>
・粗忽な男
・粗忽な男の妻
・粗忽な男の息子(箱太郎)
大工で粗忽な男は昨年からの仕事から帰る途中家が分からなくなり次の日(元旦)に家に帰ってきて家族3人で初詣に行く。しかし、絵馬を描くときもおみくじを引く時も失敗ばかりしてしまう。
■探偵うどん■吝嗇.泥棒噺  読み:たんていうどん

別名:
別名:
<登場人物>
・探偵
・盗人
・300両盗まれた人
探偵(今で言う刑事)が盗人を捕まえるために検問をはっていた。ある夜泥棒がうどん屋の屋台を借りて検問を通り越そうとして、うどん屋に「俺は盗人だ」と白状した。そして、盗人は1両うどん屋にやろうとしたがうどん屋は断った。そして、うどん屋が何とか一杯うどんを食わせようとしたが、盗人はうどんが嫌い。しまいには口論になって、うどん屋は「何とかして、いっぺえ食わせてみせる」といって自分は刑事だと述べて、盗人をつかまえた。サゲは「刑事?ああ、とうとういっぺえ食わされた・・」
■幽霊車■怪談噺  読み:ゆうれいぐるま

別名:
別名:
<登場人物>
・客
・車夫(くるまや)
・もう一人の客
弐人乗りの車夫さん。その懐で赤ん坊が泣く。客の一人が、「大変だ」ってんで車を止めて氷屋で話を聞くと、女房が死んで独りで育てていると言う。余りに貧乏で甘酒一つ買ってやれない。葬式出したその晩の枕元に、女房が出た。「子供が泣いたら私の着物を掛けてやって下さい。」乳のでない男手一つ、その通りにすると、子供はピチャピチャ吸っとる様子。それからというもの、車が坂にかかると、女房が後押ししてくれるから楽んなった。更には、そのことが近所で「幽霊車」と評判になったそうな。「冗談じゃねえ、もういい」ってんで、そこそこにお銭を渡して、客二人は慌てて氷屋を飛び出す。「あの車、汚ねえったらねえ。その上幽霊車だと言いやがる」と言うと、もう一人の客が「まさに幽霊車たあ、あのことだ」「どうしてだい?」「お前さん、よく見てねえんで?」「あー!道理であの車夫、おあしが無かった」
■辰巳の辻占■廓噺  読み:たつみのつじうら

別名:身代り石
別名:辻占
<登場人物>
・若旦那
・伯父さん
・花魁
洲崎の花魁に良いことを云われて、ぽーっとのぼせあがった若旦那。月に二・三
度しか家に帰らないなんてことになってしまう。その親父に頼まれた伯父さんが、
目を覚しにかかって、若旦那にこんな策を授けます。
「お前のおとっつぁんと、おれは相談したんだ。お前は遊び好きてえんじゃない。
女に惚れて、通ってるんだ。その女を身請しようじゃないか。その女が、シンから
お前に惚れてるって云うんだったら、喜んで身請してやる。それをお前、試して
みなよ。」
「試す……、ってぇますと?」
「うん。これから辰巳に行って、その女を茶屋に呼びだしな。そこでお前、泣くんだよ。
義理ある人のお金を五百両使い込んだんだけれど、それがあらわれた。どうしても
あたしぁ死ななきゃならない。気の毒だと思ったら、折れた線香の一本でも手向けて
おくんなさい。そう云って、それはお気の毒、あたしがなんとかいたしましょう
ってんで奥に引っこんだら、諦めな。若旦那一人で死なせるのはお気の毒、あたしも
一緒に死にましょうと来たら、飛びこむすんでの所で手を取って、おれのところに
引っぱって来な。一緒にしてやるから。」
若旦那、云われたとおりに試してみる。すると花魁、海までついてきたが、
途中で心変りして、わざと遅れて着いてって、
「若旦那、あたしは足を痛めて、若旦那のところまでは行けません。あたしはここで
飛びこみます。お先にごめん下さいまし。南無阿弥陀仏。」
ってんで、石を投げこんでごまかしちゃう。恐くなった若旦那、若旦那も石を
投げこんでごまかして、その場から逃げだした。けれど、途中で花魁と鉢合せ……。
■棒だら■酒呑噺  読み:ぼうだら

別名:
別名:
<登場人物>
・江戸っ子のふたり連れ
・田舎侍
・芸者さんたち
江戸っ子のふたり連れが、料理屋で一杯。隣の座敷で、イモ侍が芸者をあげて
どんちゃんさわぎ。その侍の云うことが、いちいち江戸っ子の気に障る。
「おいどんの好きなのはな、エボエボ坊主の酸っぱ漬に赤ベロベロの醤油漬じゃ」
「おいおい、たまんねえね、タコの三杯酢にマグロの刺身を、あんなこと云ってやがるよ」
あげく、侍がワケの分らない歌を唄いだしたのを聞いて、我慢できなくなった
江戸っ子、隣座敷に乱入、「たたっ斬る」「おお、斬りやがれっ」の大騒ぎ―。
■十徳■前座噺  読み:じっとく

別名:
別名:
<登場人物>
・男
・ご隠居
・長屋の連中
長屋で、若い衆の寄合。その前を、ご隠居が、変ったなりをして通り過ぎる。
しょっちゅうご隠居のところを訪ねている男が、着ているものの名前を
仲間に尋ねられ、答えられず笑いものになってしまう。
くやしいからってんで、ご隠居のところに出かけて、「そりゃ十徳だ」
と教わった。ついでに名前の由来を尋ねるけれど、ご隠居だって知っちゃあ
いない。「立てば衣のごとく、座れば羽織のごとく、ごとくごとくで十徳だ」
と、いい加減なことを教わった男、得意になって長屋の連中のところに
ひけらかしにいくが……。
■目薬■長屋噺  読み:めぐすり

別名:
別名:
<登場人物>
・男
・女房
目を悪くして、仕事に出られなくなってしまった男のために、
女房が薬屋で目薬を算段してきた。が、仮名を読むのも危ない
夫婦、効能書がなかなか読めない。
「めしりにさすへし」の「め」を「女」と読んでしまって、
わけもわからず女房の尻に目薬をさすが……。

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