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【16】件 登録されています。


キーワード: and and  ジャンル:  
■青菜■滑稽噺  読み:あおな

別名:
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<登場人物>
・植木屋 ・主人
・植木屋の妻
・植木屋の友人
何にでも感動する植木屋さん、その日は仕事先の主に感動して帰ってきた。
主にいろいろなものをご馳走になった際、菜のお浸しを持ってくるよう妻に言うと奥さんが「鞍馬山から牛若丸がいでましてその名を九郎判官」、主が「義経にしておけ」と言ったらしい。
意味を聞くと『九郎判官』を『食ろう』に、『義経』を『よせ』に掛けた洒落だとか。
感心した植木屋は自宅でそれを真似しようとするが大失敗してしまう。
しかも女房が「鞍馬山から牛若丸がいでましてその名を九郎判官、義経」と台詞を言い間違えてしまい困った植木屋は「弁慶にしておけ」

弁慶は常に義経と一緒に行動していたことから幇間と同等とみなされ、『弁慶』が『何かにつけておごってもらう人』のことを指すようになっていたそうです。
本は上方の話し。
■三人無筆■滑稽噺  読み:さんにんむひつ

別名:
別名:
<登場人物>
・八五郎 ・八五郎の女房
・源兵衛 ・占いの先生
・熊五郎
無筆[読み書きの出来ないこと]の八五郎が知り合いの葬式で弔問客の名前を帳面に書き込む役を頼まれる。
困った八五郎は女房に夜逃げを提案、あきれた女房は八五郎と一緒に帳面付けを頼まれていた源兵衛に全部やらせるよう策を授けた。
翌朝、まだ暗い内に寺へ駆け込んだ八五郎は女房のアドバイス通り先に帳面付けの準備を済ませ、後からやってくる源兵衛に書付をやらせようとするが何と源兵衛の方が先に来ていた。
実は源兵衛も無筆、困った二人は『仏の遺言で帳面はめいめい付け』と言うことにして客に書かせようと考えた。
途中でやってきた占いの先生が代筆してくれたおかげで帳面付けは無事終了、いざ帰ろうとすると熊五郎がやって来る。
困った二人が考えた手は「熊五郎は葬式にこなかったことにしよう」
■清正公酒屋■お店噺  読み:せいしょうこうさかや

別名:
別名:
<登場人物>
・・清七 ・その父
・・お仲
・・加藤清正公
饅頭屋の娘・お仲と酒屋の倅・清七が恋人同士になった。
結婚を誓った二人だが、なぜか清七は父親に猛反対される。
何と清七の酒屋とお仲の饅頭屋、奉公人までいがみあう仇同士のような店だったのだ!
何でも清七が幼い頃、饅頭屋のパカでかい虎の看板を怖がったため外してもらうように交渉しに行ったところ、滅茶苦茶に言われて大喧嘩になったらしい。
おまけに、清七の泣き癖を治す為に作った加藤清正公の木像を撤去してくれと言われ断絶状態となったとか。
結局清七は親戚の家に軟禁されることとなった、それから数日後、お仲から手紙がきて二人は駆け落ちする。
その後心中を決意した二人、まずお仲が飛び込み次は清七・・・と思いきやいきなり後ろに引き戻される。
清七が振り向くと、何とそこには清正公が立っていたのだ。
清七が気になり神の世界からやってきたという清正公、清七がお仲を助けるよう頼むとにべも無く断った。
「なぜでございます」
『考えてみろ、アレは俺の仇の虎屋(饅頭屋の屋号)の娘だ』
■長者番付■旅噺  読み:ちょうじゃばんづけ

別名:うんつく番付
別名:
<登場人物>
・江戸っ子旅人A
・江戸っ子旅人B
・京の酒屋
江戸っ子二人が旅をして、京まで来た。しかし、二人とも疲れていた。そこに、酒屋の看板が、見えた。酒を売ってもらおうと、二人は酒屋に向かった。そしたら、その酒屋、売る量は船1艘分だとか無茶なことを言う。そこで江戸っ子、怒って
「この”うんつく”め船1艘分も酒を持って旅が出来るかい!。」
そしたら、怒ったのは酒屋、
「おい!”うんつく”の意味を教えてもらおうじゃないか。言うまで帰さないぞ!」
  ”うんつく”の意味は”間抜け”さあ、江戸っ子旅人の運命は!
■粗忽の初詣■新作落語  読み:そこつのはつもうで

別名:
別名:
<登場人物>
・粗忽な男
・粗忽な男の妻
・粗忽な男の息子(箱太郎)
大工で粗忽な男は昨年からの仕事から帰る途中家が分からなくなり次の日(元旦)に家に帰ってきて家族3人で初詣に行く。しかし、絵馬を描くときもおみくじを引く時も失敗ばかりしてしまう。
■日和違い■滑稽噺  読み:ひよりちがい

別名:
別名:
<登場人物>
・米さん
・辰っつぁん
・易者(八卦見)、米屋、道で出会う人=菓子(かしん)屋、呉服屋、お年寄り、魚屋、外国人
 米さんが天気が雨か晴れかどうか知ろうとすろのだが、辰っつぁんには仕事の邪魔だと言われ、八卦の占い師には的外れな事を言われるわ、米さんがあたふたするお話。
■貧乏神■新作落語  読み:びんぼうがみ

別名:
別名:
<登場人物>
・貧乏神
・貧乏男
・家主・勘兵衛、友達・辰っつぁん
仕事をさぼる貧乏男に突如貧乏神が現れ、「働け」と言ってくる、貧乏男も最初は働きにいくのだが3日位たってまたさぼってしまう、すると今度は貧乏神に内職をさせた
■代書屋■お店噺  読み:だいしょや

別名:
別名:
<登場人物>
・松本留五郎
・代書屋・主人
 静かな商売の代書屋さんに、うるさい男が現れ履歴書を書いてと頼まれるがその男が代書屋さんの質問に訳の分からん答えをして、代書屋さんを困らす、最後の最後には代書屋さんは泣きながら履歴書を書く。
■長い名前■前座噺  読み:ながいなまえ

別名:
別名:
<登場人物>
・父親
・住職
・子供たち
別の名前で寿限無と同じはなし。
一丁切りの丁切りの丁々切りの丁切りのあの山越えて谷越えてちゃんばちゃく介南妙長介。
■雛鍔■長屋噺  読み:ひなつば

別名:お太刀の鍔
別名:
<登場人物>
・植木職人の熊さん
・女房
・息子
植木職人の熊さん。
出入りのお屋敷の若様が穴開き銭を拾い、それをお金だと知らずに「お雛様の刀の鍔」と表現したことに感心する。
若様に比べて、同じ八歳の自分の息子は何かというと小遣いをせがむ。
それを嘆いて息子を叱る熊さん。
が、当の息子は母親からこづかいをせしめて遊びに行く。
入れ替わりに熊さんの出入り先のお店の番頭がやって来る。
そこに戻ってきた息子。
お店の番頭を前に、熊さんから聞いた若様の話をそのまま演じてみせる。
真似だとは知らない旦那は感心し、欲しい物を買ってやると言う。
調子にのった熊さんが、息子の手にしている銭を「不浄なものだから」と捨てさせようとすると、息子が
「いやだい。これで焼き芋を買うんだい。」

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