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【7】件 登録されています。


キーワード: and and  ジャンル:  
■いつ受ける■マクラ.小噺  読み:いつうける

別名:
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<登場人物>
・男 ・女房
・姑 ・子供
・犬
博打でハチャメチャな負け方をした男。
女房の着物を脱がせて質屋でぶち殺そう(金に換える)とすると「いつ受けて返す?」
今度は姑の着物をぶち殺そうとするがやはり「いつ受けて返す?」
とうとう子供の着物に手を出そうとするがやはり「いつ受けて返す?」
頭に来た男は家を飛び出して街をぶらぶら。
つい犬の尻尾を踏んでしまった男は犬があんまり吼えるので逆ギレして「畜生、ぶち殺すぞォ(本当の意味で)」
犬、曰く「いつ受けて返す」
■ケチと鰻屋■マクラ.小噺  読み:けちとうなぎや

別名:
別名:
<登場人物>
・ケチな男
・鰻屋
ケチな男が鰻屋が近くにある家に引っ越してきて、鰻屋から出てくる煙で飯を食べる。
「クンクン。ああ旨い。」
と、ある月末に鰻屋が来て、
「すみません。鰻代頂に来ました。」
「ええ?俺はそんなもの頼んでいないぞ。」
「しかし、あなたは店から出る鰻を焼く煙でご飯をてべているようで、打から払っていただきたい。」
「わかった。」
と、チャリンチャリンと銭を置く音だけ立てて、
「俺は匂いだけかい出るんだ。そっちは音だけ聞いて帰りな。」
■無知に学問■マクラ.小噺  読み:むちにがくもん

別名:
別名:
<登場人物>
・無知の男
・普通の男
無知の男と普通の男が話をしていました
「五文のカボチャと三文のカボチャどちらが安い」
「『安い』って何です?」
「そんな事も知らないのかい」
「『知らない』ってなんです?」
■始末の極意■マクラ.小噺  読み:しまつのごくい

別名:
別名:
<登場人物>
・ケチな男
・友達
ケチな男が友達に、
「お前は金使いが荒いから、節約の仕方を教えてやる。」
と、松の木に登らせる。
中指、薬指を順に離させて、
「それ以上離せるか?」
「これ以上離したら、落ちてしまう。」
「そうだろう。」
と、親指と人差指で丸を作って見せ、
「これを離さんのが、始末の極意 だ。」
■試し切り■マクラ.小噺  読み:ためしぎり

別名:
別名:
<登場人物>
・ある旗本  
・旗本の友人・こじき
ある旗本が手に入れた刀。旗本はこの刀で試し切りをしてみたくてしかたがない。ある夜、この刀を腰に差し試し切りをしようと思って出かけるが、いざとなるとためらってしまう。やがて屋敷近くの橋の上に乞食がねているのを見つけ、やにわに斬りつけると逃げるように屋敷に帰る。
屋敷にもどって刀を見ると、刃こぼれもしていないので大いに満足する。翌日友人が訪ねて来る。この話を聞いた友人は「是非に」と言って、この刀を借り受け、自分も試し切りに出かける。やがて、昨日旗本が乞食に斬りつけたという橋にさしかかると、またしても乞食がこもをかぶって寝ている。男は、この乞食に斬りつける。
すると乞食がむっくり起きあがって叫ぶ。
「だれでぇ、毎晩毎晩、俺をぶん殴るのは?」
■葛根湯医者■マクラ.小噺  読み:かっこんとういしゃ

別名:
別名:
<登場人物>
・医者
・患者
どんな患者にも葛根湯を飲ませる医者。
”先生、頭が痛いんですが。”
”ああ、頭痛だな。葛根湯をお上り。”
”先生、お腹が痛いんですが。”
”ああ、腹痛だな。葛根湯をお上り。”
と、足が痛かろうと、目が悪かろうと、なんでも葛根湯。
”そちらの方。”
”いえ、私は付き添いで来ただけで...”
”まぁ いいから、葛根湯をお上り。”
■桜鯛■マクラ.小噺  読み:さくらだい

別名:
別名:
<登場人物>
・殿様
・家来
殿様が普段はあまり箸をつけない鯛の浜焼きを、その日はやけにお気に召し、”代わりを持て”と言われた。用意が無く困った家来、殿様の意識を庭の桜に向けさせ、その隙に裏返した。ところが殿様、箸をつけてさらに”代わりを持て”。いよいよ困った家来がまごついているのを見た殿様、”いかがいたした。もう一度桜を見ようか”。
昭和の大名人六代目圓生最後の一席。


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